よみもの/最新情報– eye topics –
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事故・転倒で頭をぶつけた後の目の不調:MRIで異常なし その背景
交通事故やスポーツで頭を打った後、MRI検査では「異常なし」と診断されたにもかかわらず、説明のつかない目の不調が続くことがあります。 ご本人にとっては非常に不安な状況かと存じます。 たとえば、こんな症状です。 本を読んでいると、どこを読んでい... -
眼科で「薬だけください」が難しい理由─オンライン診療と医師法の壁
「仕事が忙しくて通院できないので、いつもの目薬だけ処方してもらえませんか?」 このようなご相談は、眼科クリニックの日常的な場面でよくいただきます。特にコロナ禍を経てオンライン診療が広まったことで、「薬だけ欲しい」「オンラインで簡単に済ませ... -
「ヘルペス」と診断:目の合併症は(角膜炎・結膜炎・ぶどう膜炎)
目がゴロゴロする、充血が続く、光がまぶしい、少し見えにくい。このような症状が続くと、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。ものもらいや結膜炎だと思っていた症状が、実は「眼ヘルペス」と呼ばれるウイルス感染症である場合もあります。 眼ヘル... -
眼科ドックと健康保険組合の補助金制度
眼科ドックの受診を希望されている方から、企業の健康診断とは別に「勤務先の健康保険組合の補助金は利用できますか?」というご質問をいただくことがありました。 補助金が適用されるかどうかは、ご加入の健康保険組合によって大きく異なります。 この記... -
近視-1.00D進行:将来の眼のリスクは?(緑内障・網膜疾患)
こどもの近視が年々進んでいくことに、不安を感じていらっしゃる保護者の方は多いのではないでしょうか。また、ご自身の近視が強いことから、将来の眼の健康をご心配されている方もいらっしゃるでしょう。 「メガネやコンタクトレンズを使えば見えるから大... -
開院7周年:「治療」と同じくらい「説明」「予防」を大事にする理由
2018年10月にこの高取商店街で開院して以来、おかげさまで7周年の節目を迎えることができました。 これもひとえに、地域の皆様、遠方からお越しいただく患者さん、そして共に歩んできたスタッフの皆のおかげと、心より感謝申し上げます。 この7年間、技術... -
脳卒中後の「見えにくさ」:視野の欠け・二重に見える原因と対処法
「脳卒中になってから、なぜか物にぶつかりやすくなった」「本を読んでいても、どこを読んでいるのか分からなくなる」「ものが二重に見えて、どうにも気持ちが悪い」 この記事では、脳卒中後に生じる視覚の問題について、その原因、ご自身の状態を把握する... -
肥満治療薬マンジャロと目の関係:網膜症のリスク【2025年版】
「この薬で、健康的に体重を落としたい」 チルゼパチド(商品名:マンジャロⓇ、ゼップバウンドⓇ)は、肥満症の治療薬として、多くの患者さんの希望となっています。その高い体重減少効果が注目される一方で、「なぜ痩せるための薬が、目の病気と関係がある... -
オルソケラトロジーの安全性と、角膜感染症のリスク
夜寝ている間に特殊なコンタクトレンズを装用し、日中の視力を回復させるオルソケラトロジー。眼鏡やコンタクトレンズなしで過ごせる解放感から、特にこどもの近視進行抑制治療として、多くの方がこの治療を選択されています。 便利さの一方で、「レンズを... -
授乳中の点眼薬:中止の必要性?―国際基準で考える安全な使い方
「授乳中に目がかゆくて……。でも、この点眼薬は赤ちゃんに影響がないか心配です。」「目の病気で点眼薬を勧められましたが、授乳を中断しなければならないのでしょうか?」 授乳期間中に目の不調で悩む方は少なくありません。赤ちゃんへの影響を考えると、...
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